大人気漫画『スラムダンク』の作者、井上雄彦先生。

2022年公開された『THE FIRST SLAM DUNK』は第46回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞に選ばれるなど変わらない人気を証明しましたね。

私も観に行きましだが音楽もストーリーもとても良かったです。

ただ他にも、『バカボンド』『リアル』と人気の作品がありますが、何年も新刊が出ていない状況です。

私もずっと新刊が出るのを待っていましたが、もう何年出ていないかな?

と気になったので調べてみました。

バガボンド

バガボンドは、『モーニング』にて1998年から連載されていますが、2015年2月の掲載を最後に休載が続いています。

もう休載8年にもなるんですね。

題名の「バガボンド(vagabond)」とは“放浪者”、“漂泊者という意味

原作 吉川英治の小説『宮本武蔵』

2000年 第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第24回講談社漫画賞一般部門受賞

2002年 第6回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

2020年12月時点で累計発行部数は8200万部と大人気の漫画です。

最初の休載理由は体調不良とのことでしたが、「スランプの為続きが描けない」との発言もあり長期の休載が続いています。しかし、映画スラムダンクのインタビューでバガボンドについて「早く描きたいんです。」と語っていました。

描きたい気持ちはずっとあります。ただ、描けないっていうだけで。あと、『リアル』は『バガボンド』を描いてる時、『バガボンド』は現代と離れた世界だから。より精神的な世界だったりもするから。現実に近い、その辺にいそうな奴を描きたいっていうのがあって。とは言いつつ、車椅子バスケという、自分にとっては知ってるようで知らない世界にまた飛び込んだ。ものすごく広い世界を見せてもらった気がしますね。

引用https://www.slamdunk-movie-courtside.jp/interview/16

精神的な世界というのが大きいようで、「キャラに感情移入しすぎて気分が落ち込んでしまう」と過去にコメントしています。

群衆vs佐々木小次郎戦で戦いたくない小次郎の気持ちに共感してしまい、原稿を描くのが嫌になってしまったようです。

しかし、「スランプの為続きが描けない」と発言したインタビューの中で、

連載再開したら1年で完結する』

『スラムダンク山王戦レベルのゾーン状態に入れたら連載再開したい』

とも語っているので、井上先生が「スラムダンク山王戦レベルのゾーン状態」になることをゆっくり待ちましょう。

リアル

『リアル』は「週刊ヤングジャンプ」にて1999年より連載中。

2001年 第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞受賞

2014年11月に休載後、2019年約4年半ぶりに連載再開していました。

しかし、また2021年5月から休載となり、2023年8月約2年ぶりに連載再開となっています。

こちらも最新刊はゆっくりと待つことにします。

まとめ

やはり一つの作品を作り上げるのは大変なことなんだなと思いました。

特に『バガボンド』はかなり精神的な世界なので井上先生も苦しんでいるんだなと。

ゆっくりと最新刊を待つことにします。