『トップガン マーヴェリック』が公開されると、世界中で瞬く間に大ヒットしたトム・クルーズ。
1986年のオリジナル版の時と同じように、ファンが急増中です。
そんな彼の歴代妻と離婚理由、現在の恋人、娘スリとの関係など調べてみました。
目次
トム・クルーズ プロフィール
英語表記Tom Cruise
本名トーマス・クルーズ・メイポーザー4世
誕生日1962年7月3日
出身アメリカ/ニューヨーク州
少年時代はアメリカ、カナダを転々とし、聖職者を志していたそうです。
高校時代、膝のケガのためレスリング部を辞めると演劇を始めて熱中し、学校を中退してニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスに通いました。
1981年「エンドレス・ラブ」(81)でデビュー。
1983年「卒業白書」、1985年「レジェンド」を経て、1986年「トップガン」で大ブレイクしました。
1988年「レインマン」や1994年「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」などヒット作に恵まれ、ポーラ・ワグナーとともに設立した製作会社クルーズ/ワグナープロダクションズで1996年~「ミッション:インポッシブル」シリーズをはじめとした自身の主演作を製作し、俳優およびプロデューサーとして成功を収めています。
1989年「7月4日に生まれて」、1996年「ザ・エージェント」でアカデミー主演男優賞、1999年「マグノリア」で同助演男優賞にノミネートされています。
そのほか2002年「マイノリティ・リポート」、2003年「ラストサムライ」、2013年「オブリビオン」、2014年「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など、数々の話題作に主演しています。
2022年には出世作「トップガン」の約36年ぶりとなる続編「トップガン マーヴェリック」が公開されました。
歴代妻と離婚理由
1987年~1990年 ミミ・ロジャース
当時トム・クルーズは24歳、ミミ・ロジャースは7歳年上の31歳でした。
わずか3年の結婚生活で、子供はいません。
離婚理由は、トム・クルーズが、次の妻であるニコール・キッドマンに一目惚れしたからだと言われています。
確かに、ミミ・ロジャースとの離婚後すぐに、ニコール・キッドマンと結婚しています。
1990年~2001年 ニコール・キッドマン
当時、トム・クルーズは28歳、ニコール・キッドマンは5歳年下の23歳でした。
ニコール・キッドマンとは11年間の結婚生活で、2人の養子がいます。
トム・クルーズとニコール・キッドマンは、プライベートに関して秘密主義を貫いていたので、真相は定かではありませんが、離婚理由は、宗教の影響と言われています。
その信仰宗教とは「サイエントロジー」という団体です。
離婚当初にはこのような記事もありました。
各メディアが共通して指摘しているのは、宗教面でのズレ。
2人はサイエントロジーという新興宗教の信者で、この宗教に非常に熱心なトム・クルーズに対し、クリスチャンとして育てられたニコール・キッドマンはそれほどではなかったので、このことが亀裂を生んだ可能性は高い。
またニコール・キッドマンは、自分の故郷であるオーストラリアに拠点を置きたいと考えていましたが、トム・クルーズのほうはアメリカ中心の生活を望んでいたことも衝突の原因となった可能性がある。
引用元:映画.com
2006年~2012年 ケイティ・ホームズ
当時、トム・クルーズは44歳、ケイティ・ホームズは17歳年下の27歳でした。
交際を始め、数週間後には婚約しています。
2人の間には、2006年4月18日に生まれた娘スリがいます。
離婚理由は、トム・クルーズが、娘のスリもサイエントロジーに入信させようとし、それをケイティ・ホームズが拒否し、この対立により離婚したと言われています。
離婚後は、ケイティ・ホームズがスリの親権を持って育てています。
離婚理由は、宗教が関連しているようですね。
この「サイエントロジー」に関わるようになったのは、最初の妻ミミ・ロジャースのすすめからのようですが、その後のトム・クルーズの人生にかなり大きな影響を与えましたね。
ちなみにこの「サイエントロジー」を調べてみると
サイエントロジーは、アメリカのSF作家L・ロン・ハバードによって考案された。カルトや新宗教、単なるビジネスなどさまざまな指摘があるが、その実態は今なお、定かではありません。
ハリウッド・スターの信者としては、トム・クルーズのほか、ジョン・トラボルタが有名です。
1950年に出版されたロン・ハバードの著書『ダイアネティックス』は、ベストセラーになっています。
そこに書かれてある、
「人生をより良くしていくためのユニークな方法論」
をハバ─ド本人から直接学ぼうとする人々が集まり、それが教会の発端となりました。サイエントロジーの核となるのが「オーディティング」なるもの。
「マンツーマンで行うカウンセリングのようなメソッド。これを受け、自分の成長を無意識に妨げている、過去のトラウマなどの原因を発見し、すべて取り除くことで『クリア』という段階に到達することが目的」だといいます。
サイエントロジーの問題は、露骨に精神医学を敵視している点です。
トム・クルーズはじめ、信者は精神医学を「ナチスの偽医学」とみなし、代替医療を進めます。サイエントロジーは、精神医学を不適切で虐待的なケアであるとしてきました。
あまりよくわからない団体ですが、現在も、トム・クルーズはとても熱心に信仰しているようです。
もう一つは、奇妙な偶然ですが、毎回、妻が33歳の時に離婚しています。
最初の妻ミミ・ロジャースとは、離婚が成立したのは1990年ですが、ミミが33歳の1989年に結婚生活に終止符を打っています。
2番目の妻ニコール・キッドマンとは、ニコールが33歳の2001年に離婚を発表しました。
そして、3番目の妻ケイティ・ホーガンとも、ケイティが33歳の2012年に離婚しています。
現在の恋人
元恋人のヘイリー・アトウェル
トム・クルーズとヘイリー・アトウェルは、2020年『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作(2023年公開予定)の共演をきっかけに交際を始め、12月に交際が発覚しました。
2021年7月にはロンドンで開催されたウィンブルドン選手権の会場に揃って姿を現しましたが、同作の撮影が終了する直前の9月に破局が伝えられています。
ヘイリー・アトウェルは、既に新たな恋人と交際しているようですが、トム・クルーズは今現在はシングルのようですね。
娘スリとの関係
2022年7月、ケイティ・ホームズが脚本・監督・主演を務めた最新作『Alone Together(原題)』で、16歳の娘スリ・クルーズが同作で歌を披露していると明かしました。
スリはフランク・シナトラの『ブルー・ムーン』をカバーしているのだが、パワフルなボーカルが欲しいと探していた時に、娘の名前が浮かんだそうです。
「私は常に最高の才能を求めているから、彼女に依頼したの」とケイティは語っています。
↑シリの歌声はこちら
気になるのが、離婚してからのトム・クルーズとスリの関係です。
養育権はケイティ・ホームズが持ち、トム・クルーズは月に10日、スリと会う権利があるそうなのですが、実は2012年から一度も、トム・クルーズとスリが一緒にいるところを目撃されていません。
ケイティ・ホームズとの前に結婚していた元妻、ニコール・キッドマンとの間に養子縁組したふたりの子供たちとは現在も良好な関係を築いているにも関わらず、スリとは距離を置いているようなのです。
サイエントロジーは、信仰を離れた人間とは連絡を絶つよう信者に要求しているらしいとの話もあるので、同教から離脱した元妻のケイティ・ホームズの存在が、娘と連絡を取るうえでの最大のネックだという話もあります。
元信者でサイエントロジーに関する暴露本の作者サマンサ・ドミンゴは、「スリが信者ではないため、会うことを認められていないためだ」と語っています。
信者は望むなら子どもと会うことを認められており、スリと会わないのはトム・クルーズがそう選択したためという報道もありましたが、ドミンゴいわく、話はもっと複雑で、同宗教では転生を信じており、「スリは実は娘ではなく、娘の体をした単なる霊的な存在」という考えがあると語っています。
ドミンゴの発言について、サイエントロジーのスポークスパーソンは、全てが事実をねじ曲げた「でっち上げ」と完全否定したということなので、実際はどうなのでしょうか。
トム・クルーズは、2018年頃には、サイエントロジーの国際本拠地フロリダ州クリアウォーターの本部教会のすぐそばに新居を構えたとのことですので、信仰への熱意はますます増しているようですね。
今はいろいろと複雑な親子関係のようですが、いつかまた二人のツーショットが見れるようになるといいですね。