感動的なストーリーで大ブレイクのきっかけにもなった『シザー・ハンド』、長年ジャック・スパロウを演じ続けてきた超大作『パイレーツ・オブ・カリビアン』、ファンタジーながら家族愛や子供への教育の要素も織り込まれていて、大人から子供まで楽しめる『チャーリーとチョコレート工場』などが代表作のハリウッドが誇る大スターのジョニー・デップ。

しかし、元妻ヘのDV疑惑により、『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルド役を降板。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ役もディズニー側が難色をしめし、次回作への出演がわからない状態になってしまいました。

そんな厳しい状況の中、真実を明らかにしたいと裁判に挑んだジョニー・デップ。

テレビ中継された裁判は、大注目されましたね。

そんな彼の若い頃から今現在、今後の復帰はどうなるのか?などを調べてみました。

ジョニー・デップ プロフィール

英語表記 Johnny Depp

本名 ジョン・クリストファー・デップ2世

別名 Oprah Noodlemantra

誕生日 1963年6月9日

出身 アメリカ/ケンタッキー州

 

ジョニーデップ 若い頃

1988年 25歳 友人のニコラス・ケイジと。

1987年~1990年 ドラマ『21ジャンプ・ストリート』

1990年 初主演映画『クライ・ベイビー』

20代のジョニーデップは幼さが残っていて少しアイドル風に見えますね。

本人はアイドル扱いが嫌だったそうですが。

1990年 『シザー・ハンド』

この作品で、長年の盟友となるティム・バートンと出会い、作品もヒット。純真無垢な心を持つ異形の青年をナイーブに演じて、映画スターとしての人気を確立しましたね。

 

ジョニー・デップ 全盛期

2003年 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

この作品で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートもされました。
また同年、ピープル誌の“最もセクシーな男性”にも選ばれ、名実共に世界的なスーパースターになりました。

個人的にこの頃のジョニー・デップがとにかくかっこいいなと思います。

ジョニー・デップ 恋愛遍歴&結婚歴

ロリ・アン・アリソン

最初の結婚はジョニー・デップが20歳の時で、お相手は5歳年上の女優ロリ・アン・アリンソンです。

彼女は結婚前にニコラス・ケイジと交際してましたが、その元カレであるニコラス・ケイジとジョニー・デップは気が合ったのか友人となりました。

俳優への転向を勧めたのもニコラス・ケイジです。

結婚生活はわずか2年で終わっています。

シェリリン・フェン

ロリ・アン・アリンソンと離婚後すぐに付き合い始めたのが、2歳年下の女優シェリリン・フェンです。

婚約もしていましたが、2年間の交際の後、破局しています。

ジェニファー・グレイ

ジェニファー・グレイとは8か月間で破局しています。

ウィノナ・ライダー

『シザーハンズ』で共演したウィノナ・ライダーと交際、そしてわずか5か月で婚約しました。

当時まだ17歳だったウィノナ・ライダーに相当惚れこんでいたようで、ジョニーが腕に“winona forever”とタトゥーを入れたのは有名な話ですね。

破局後は“Wino forever(ワイン中毒よ、永遠に)”と変えたことも話題になりました。

ジュリエット・ルイス

『ギルバート・グレイプ』で共演したジュリエット・ルイスとは、デートの噂がありますが、確実な交際なのかはわかりません。

エレン・バーキン

9歳年上のエレン・バーキンともデートしていたようです。

離婚直後だったエレン・バーキンが年下のジョニー・デップとのデートを楽しんでいたようですね。

ケイト・モス

当時11歳年下で20歳だったケイト・モスに、31歳のジョニー・デップが一目惚れしたそうです。

スーパーモデルと俳優の交際にマスコミが大注目しましたね。

約2年の交際を経て婚約しましたが、似た者同士と言われた2人は気性も激しく、派手なケンカで世間を騒がせたり、一度別れてまた復縁などもありましたが、4年で破局しています。

ケイト・モスは後のインタビューで、ジョニー・デップについて

「本当の意味で私のことを気にかけてくれた人はいない。ジョニーは少しの間、そうしてくれた。彼の言うことは信じた。もし『どうしたらいい?』と言うと彼は教えてくれた。別れた後にそれが恋しかった。信頼できる人の意見を失ってしまった。悪夢のようだった。何年も何年も泣いて、たくさんの涙を流した」

と語っています。

今回の裁判でリモート出廷し、交際中にジョニーがケイトを階段から突き落としたとするアンバー側の主張を全面否定し、ジョニー・デップに暴力を振るわれたことは一度もないと明言しています。

ヴァネッサ・パラディ

フランス女優のヴァネッサ・パラディスとの交際は14年間にも渡り、事実婚状態でした。

2人の間には長女リリー=ローズちゃんと長男ジャック君も誕生しています。

籍は入れていませんでしたが、幸せな家庭生活を送っている様子でした。

アンバー・ハード

ヴァネッサとの破局原因と噂になったのが、アンバー・ハードです。

アンバー・ハードとの出会いは映画『ラム・ダイアリー』での共演でした。

23歳年下のアンバーに猛アタックして口説き落としたそうです。

2012年に初めて公の場にカップルとして登場、2014年に婚約、2015年に結婚しましたが、15か月後には泥沼バトルの末に離婚しています。

ヴァネッサと子供たちと幸せに過ごしていればよかったのにって思わずにはいられませんね。

泥沼裁判

アンバー・ハードとの離婚

アンバー・ハードは、ジョニー・デップがLAを留守にしている間に離婚申請をし、その後、彼に暴力を受けていたと訴えて接近禁止命令を取得しました。

女性に対して暴力をふるったことは一度もないと主張するジョニー・デップは、徹底して闘うことを望みましたが、弁護士チームには反対されたそうで、2ヶ月半後にジョニー・デップがアンバー・ハードに700万ドルを支払うことで和解しています。

この条件で合意した後、アンバー・ハードはマスコミに対し、「700万ドルはすべてアメリカ自由人権協会(ACLU)とロサンゼルス子供病院に寄付する」と宣言しました。

ですが、ACLUのCOOによると、アンバー・ハードからの寄付はまだ130万ドルしか届いていないことが裁判でも明らかになりました。

最初はジョニー・デップが直接寄付先に小切手を送ることになっていたのですが、途中からアンバー・ハードは、「700万ドルを全部自分に払うように」と新たな要求をしてきて、それを無視してジョニー・デップが直接、分割払いの1回目分である10万ドルの小切手を送ると、何故かアンバー・ハードと弁護士は激怒したそうです。

ジョニー・デップは2017年に450万ドル、2018年頭に230万ドルをアンバー・ハードに支払っています。これに10万ドルの寄付2か所分が加わるので、ジョニー・デップは2018年頭までに約束した700万ドルは払い終えています。

ですが、アンバー・ハードがアメリカ自由人権協会(ACLU)に寄付したのは130万ドル。そのうち10万ドルはジョニー・デップが直接払ったものですし、50万ドルは婚姻中から自宅に招いていたと噂のあるイーロン・マスクが払ってあげたものです。

そして、ここ3年ほど彼女からの寄付は一切ないということです。

英「サン」誌の発行元を名誉毀損で訴えた裁判

ジョニー・デップは、イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」に「虐待者」と書かれたことに対し、名誉毀損だと訴えましたが、2020年11月敗訴しています。

判決では「アンバーに対して暴力を振るっていたという報道は概ね正しい」と認めるものでしたが、ジョニー・デップ側の弁護士は、この判決を出した判事を「アンバー・ハードが明らかに正直でないことを考慮に入れる、もしくは認めることすらせずにジョニー・デップが身体的な暴行を振るったと結論づけた。彼女の説明を証拠書類や他の証人の言葉と照らし合わせて検証することもしなかった」と批判しています。

この敗訴が原因で、米ワーナー・ブラザースに降板を迫られ、映画『ファンタスティック・ビースト』を降板することになってしまいました。

アンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判

2人の離婚後の2018年12月にワシントン・ポスト紙に掲載されたアンバー・ハードの「私は性的暴力に声をあげた」と題された寄稿記事。

ジョニー・デップの名前は出ていませんが「2年前、私はDVを代表する有名人になった」と書いていることから、ジョニー・デップとの関係を語っていることは明らかでした。

この寄稿を受け、ジョニー・デップは5千万ドルの賠償を求めてアンバー・ハードを提訴し、一方のアンバー・ハードも、ジョニー・デップの弁護士による発言などで名誉を傷つけられたとして、1億ドルの賠償を求めて反訴しました。

この裁判は、テレビ中継もされ、世界中が見守ることになりましたね。

私もYouTubeで裁判はすべて見ましたが、ジョニー・デップの怪我の証拠は出ても、アンバー・ハードの怪我の証拠は一切出ない等もそうですし、色々な証言や、アンバー・ハードの「嘘の涙」など、ジョニー・デップは暴力は振るっていないなと感じました。

結果、陪審団は2022年6月1日、ジョニー・デップさんの主張をほぼ認める評決を下しました。

賠償金

陪審はアンバー・ハードが支払う賠償額について1500万ドルとしましたが、判事が州の規定で1035万ドルに減額しています。

一方、ジョニー・デップには200万ドルの賠償金を支払うよう命じました。

ジョニー・デップはアンバーの主張が一部認められたことを不服とし、すでに控訴していて、敗訴したアンバー・ハードも2022年12月、判決が自身に不利になるよう仕向けられたとして再審を要求しました。

ジョニー・デップ 現在

新恋人

イギリスでの裁判で、ジョニー・デップの弁護をした弁護士のジョエル・リッチと2022年9月に交際が報じられましたが、すでに破局しているそうです。

現在の活動

アンバー・ハードとの名誉毀損裁判に勝って以来、順調に活躍しているようです。

ライブコンサートは常に満杯で、来年のツアーもすでに決定していて、ルイ15 世を演じる映画「Jeanne du Barry」の撮影も始まり、ジョニー・デップが25年ぶりに監督を務める映画のプロジェクトが進んでいるそうです。

更に、ジョニー・デップによるアート作品は、たった数時間で完売なんだとか。

パイレーツ・オブ・カリビアンへの復帰は?

「パイレーツ・オブ・カリビアン」にジョニー・デップの復活を求める署名運動はすごいことになっているようです。

現在までに集まった署名は78万5,000ほどで、目標の100万までもう少しというところまできています。

これとは別に、オンラインでは、「ファンタスティック・ビースト」シリーズにジョニー・デップを復帰させようという署名活動も起きていて、こちらには、現在までに30万ほどの署名が集まっているそうです。

是非、復帰してほしいですね。

まとめ

かなりの恋愛体質なジョニー・デップですが、母からの虐待なども裁判では語っていましたので、愛情を常に求めているのかもしれませんね。

ですが、アンバー・ハードではかなりの痛手を負ったので、次の恋愛は慎重に・・・と思わずにはいられません。

ジャック・スパロウは彼が作り上げたキャラクターだと思うので、是非とも、彼の復帰を願います。