フランス女優のヴァネッサ・パラディスとの交際は14年間にも渡り、事実婚状態でした。
2人の間には長女リリー=ローズちゃんと長男ジャック君も誕生しています。
籍は入れていませんでしたが、幸せな家庭生活を送っている様子でした。
アンバー・ハード
ヴァネッサとの破局原因と噂になったのが、アンバー・ハードです。
アンバー・ハードとの出会いは映画『ラム・ダイアリー』での共演でした。
23歳年下のアンバーに猛アタックして口説き落としたそうです。
2012年に初めて公の場にカップルとして登場、2014年に婚約、2015年に結婚しましたが、15か月後には泥沼バトルの末に離婚しています。
ヴァネッサと子供たちと幸せに過ごしていればよかったのにって思わずにはいられませんね。
泥沼裁判
アンバー・ハードとの離婚
アンバー・ハードは、ジョニー・デップがLAを留守にしている間に離婚申請をし、その後、彼に暴力を受けていたと訴えて接近禁止命令を取得しました。
女性に対して暴力をふるったことは一度もないと主張するジョニー・デップは、徹底して闘うことを望みましたが、弁護士チームには反対されたそうで、2ヶ月半後にジョニー・デップがアンバー・ハードに700万ドルを支払うことで和解しています。
この条件で合意した後、アンバー・ハードはマスコミに対し、「700万ドルはすべてアメリカ自由人権協会(ACLU)とロサンゼルス子供病院に寄付する」と宣言しました。
ですが、ACLUのCOOによると、アンバー・ハードからの寄付はまだ130万ドルしか届いていないことが裁判でも明らかになりました。
最初はジョニー・デップが直接寄付先に小切手を送ることになっていたのですが、途中からアンバー・ハードは、「700万ドルを全部自分に払うように」と新たな要求をしてきて、それを無視してジョニー・デップが直接、分割払いの1回目分である10万ドルの小切手を送ると、何故かアンバー・ハードと弁護士は激怒したそうです。
ジョニー・デップは2017年に450万ドル、2018年頭に230万ドルをアンバー・ハードに支払っています。これに10万ドルの寄付2か所分が加わるので、ジョニー・デップは2018年頭までに約束した700万ドルは払い終えています。
ですが、アンバー・ハードがアメリカ自由人権協会(ACLU)に寄付したのは130万ドル。そのうち10万ドルはジョニー・デップが直接払ったものですし、50万ドルは婚姻中から自宅に招いていたと噂のあるイーロン・マスクが払ってあげたものです。
そして、ここ3年ほど彼女からの寄付は一切ないということです。
英「サン」誌の発行元を名誉毀損で訴えた裁判
ジョニー・デップは、イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」に「虐待者」と書かれたことに対し、名誉毀損だと訴えましたが、2020年11月敗訴しています。
判決では「アンバーに対して暴力を振るっていたという報道は概ね正しい」と認めるものでしたが、ジョニー・デップ側の弁護士は、この判決を出した判事を「アンバー・ハードが明らかに正直でないことを考慮に入れる、もしくは認めることすらせずにジョニー・デップが身体的な暴行を振るったと結論づけた。彼女の説明を証拠書類や他の証人の言葉と照らし合わせて検証することもしなかった」と批判しています。
この敗訴が原因で、米ワーナー・ブラザースに降板を迫られ、映画『ファンタスティック・ビースト』を降板することになってしまいました。
アンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判
2人の離婚後の2018年12月にワシントン・ポスト紙に掲載されたアンバー・ハードの「私は性的暴力に声をあげた」と題された寄稿記事。
ジョニー・デップの名前は出ていませんが「2年前、私はDVを代表する有名人になった」と書いていることから、ジョニー・デップとの関係を語っていることは明らかでした。
この寄稿を受け、ジョニー・デップは5千万ドルの賠償を求めてアンバー・ハードを提訴し、一方のアンバー・ハードも、ジョニー・デップの弁護士による発言などで名誉を傷つけられたとして、1億ドルの賠償を求めて反訴しました。
この裁判は、テレビ中継もされ、世界中が見守ることになりましたね。
私もYouTubeで裁判はすべて見ましたが、ジョニー・デップの怪我の証拠は出ても、アンバー・ハードの怪我の証拠は一切出ない等もそうですし、色々な証言や、アンバー・ハードの「嘘の涙」など、ジョニー・デップは暴力は振るっていないなと感じました。

結果、陪審団は2022年6月1日、ジョニー・デップさんの主張をほぼ認める評決を下しました。
賠償金
陪審はアンバー・ハードが支払う賠償額について1500万ドルとしましたが、判事が州の規定で1035万ドルに減額しています。
一方、ジョニー・デップには200万ドルの賠償金を支払うよう命じました。
ジョニー・デップはアンバーの主張が一部認められたことを不服とし、すでに控訴していて、敗訴したアンバー・ハードも2022年12月、判決が自身に不利になるよう仕向けられたとして再審を要求しました。
ジョニー・デップ 現在
新恋人

イギリスでの裁判で、ジョニー・デップの弁護をした弁護士のジョエル・リッチと2022年9月に交際が報じられましたが、すでに破局しているそうです。
現在の活動
アンバー・ハードとの名誉毀損裁判に勝って以来、順調に活躍しているようです。
ライブコンサートは常に満杯で、来年のツアーもすでに決定していて、ルイ15 世を演じる映画「Jeanne du Barry」の撮影も始まり、ジョニー・デップが25年ぶりに監督を務める映画のプロジェクトが進んでいるそうです。
更に、ジョニー・デップによるアート作品は、たった数時間で完売なんだとか。
パイレーツ・オブ・カリビアンへの復帰は?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」にジョニー・デップの復活を求める署名運動はすごいことになっているようです。
現在までに集まった署名は78万5,000ほどで、目標の100万までもう少しというところまできています。